プロフィール

日高志野 /ピアニスト

神奈川県出身。東京藝術大学器楽科ピアノ専攻を経て、同大学大学院研究科修士課程修了。卒業時同声会賞、読売新聞主催新人演奏会賞受賞。

2014年4月よりロシア国立チャイコフスキー記念モスクワ音楽院に留学。文化庁新進芸術家海外研修制度研修生、公益財団法人ローム・ミュージックファンデーション奨学生としてモスクワ音楽院研究科、および大学院課程で研鑽を積み、2018年夏に完全帰国。
モスクワ音楽院在学中の2015年、第15回チャイコフスキー国際コンクールに出場し、それを機にロシアで本格的な演奏活動を開始する。


2010年第7回かずさアカデミア音楽コンクール第3位、日本ショパン協会主催「日本ショパンコンクール2010」入賞。
2012年エミール・ギレリス記念国際コンクール(ウクライナ・オデッサ)にて日本人初優勝、ゴールドメダル受賞。ウクライナ人作曲家ヴラディーミル・プトゥーシキンによる同コンクールのための新曲「ラプソディー」のベストパフォーマンス賞受賞。2013年、トビリシ国際コンクール(ジョージア・トビリシ)にてGrand Hall Prize受賞。
2016年サンノゼ国際コンクール第2位(アメリカ、カリフォルニア)

これまでに、日本、ロシア、ウクライナ、グルジア、アルメニア、スロバキア、ドイツなど世界各地で演奏。
「ラ・フォル・ジュルネ」、「ショパン・フェスティバル2012 in 表参道」「ピアノ・デュオ・フェスティバル」(ロシア・エカテリンブルグ)等の音楽祭に出演する他、2017年ロディオン・シチェドリン生誕85周年記念音楽祭でのシチェドリン作品の演奏がロシア全土にラジオ放送される。2018年在ロシア日本大使館大使公邸で演奏。

藝大フィル、千葉交響楽団、東京フィルハーモニー、オデッサ・フィルハーモニア管弦楽団、ウラルシンフォニー、モスクワ音楽院付属中央音楽学校オーケストラ、ウクライナ国立オーケストラ、モスクワクラシックプレイヤーズ室内管弦楽団等と共演。各地で好評を博す。
最近では2018年6月モスクワ音楽院大ホールにて、アレクサンダー・ソロビヨフ指揮ロシアシンフォニーオーケストラとラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を共演。大きな話題となる。

これまでに、坂井由紀子、土屋律子、植田克己、海老彰子、ヴャチェスラフ・グリャズノフ、ユーリ・スレサレフの各氏に師事。

日本へ帰国後もロシアとの深い交流は続き、今後も多くの演奏会に招聘されている。